リビング仙台

人々の心に素晴らしい音楽を届け続けて丸５年。日本のポップス界で独自の地位を築き上げたシンガーソングライター「アンジェラ・アキ」。
　12月４日（土）・５日（日）の仙台公演に先駆け、リビング仙台副編集長・佐藤が富山公演で、アンジーのライブを体感してきました。

「ＨＯＭＥ」、「手紙〜拝啓十五の君へ〜」のほかヒット曲を次々と送り出し、この９月には５周年記念のアルバム「ＬＩＦＥ」をリリースしたアンジェラ・アキ。親交の深いアメリカポップス界の大御所ジャニス・イアンとコラボしたことでも話題の、日本語と英語が半々の「ハーフ」なアルバムを引っさげ、全国ツアー中！
編集部・佐藤が訪れた富山公演は、10月24日。ＪＲ富山駅北口の「富山オーバードホール」には小学生のお子さんとお母さん。年配のご夫婦、家族連れ、また50代以上の女友達同士と、幅広い年代の人々が来場しました。
　「娘たちと一緒に２回目のアンジーのライブです。歌もトークも楽しく素晴らしい。今回はピアノに加えてギターも聞けるかな？」と話してくれたのは、娘の紗樹さん、佳奈さんと来場の宮永幸代さん。どの年代の人も楽しめるアンジーのライブ。果たしてその秘密はどこに？　

いよいよコンサートがスタート。彼女の奏でるピアノの音と、優しく力強いボーカルが一体となり、その豊かな音楽はまるで天から降ってくるよう…。鳥肌がたつほどの感動に包まれました。
　「富山のみなさん、ただいま！」と、関西弁での楽しいトークもまた魅力的。
　今回はピアノの弾き語りとバンドスタイルの両方のライブスタイルを一つのコンサートで実現の?一粒で二度美味しいコンサート?。「席は離れていても、一人一人との心の距離は近い。日常に抱えている心のごみやストレスを置いてって」とアンジーが語ると、自分のために歌ってくれているように感じ、自然に涙が…。気がつくと、客席のあちこちで泣いている様子が伺われました。

第二部はアンジーが絶大な信頼を寄せるギターの西川進さん、ドラム村石雅行さん、ベースの沖山優司さんとアンジーのバンド「ザ・バタフライズ」によるステージです。
　その中盤では、アンジーのライブ恒例「アンジェラ・アキの、勝手に英語でしゃべらないと」が。毎回、誰もが知っている英語の曲を演奏し、その曲の歌詞を楽しく解説するとともに客席と一緒に歌うという、おなじみのコーナーです。客席の和みムードもさらに加速。さて今回のお題は？　それは仙台公演までのお楽しみ。みなさんが実際に体験してくださいね。

楽しいトークとステキな演奏が続き、後半は会場が総立ちに。「アンジー！」と、子どもも大人も声援を送り、会場の一体感は増すばかり。アンジーから、さりげなく語られるメッセージも、歌と共に心にまっすぐ届きます。「人生のすべてに意味がある」「人生は別れと出会いの繰り返し。どんなことがあっても、やり直せる、もう一回、もう一歩前に踏み出していこう」…。
　そんな彼女の歌と気持ちを受け取り、コンサート後の人々の表情は皆さん晴れやか。「楽しかったね」と口々に話し、会場を後にしていきます。
仙台公演は、12月4日（土）・5日（日）仙台サンプラザホールで開催！ぜひ大切な家族や友達など、絆をつなぎたい人と一緒に、アンジーの愛がいっぱいのライブへあなたも出かけませんか。

アンジェラ・アキ「MY KEYS PLUS＋ TOUR 2010 LIFE」
　◆日時／12月4日（土）・5日（日）　午後5時開演（4時開場）
　◆会場／仙台サンプラザホール
　◆料金／全席指定6800円
　◆チケット申し込み／12月5日（日）分のみ追加予約を受け付けます。
　
　＜申し込み電話番号＞
　仙台リビング新聞社　022（265）4305

　※申し込み後のキャンセル、席の指定、枚数の変更はできませんのでご了承ください

富山での公演は久しぶりでしたが、とっても愛を感じ、みんなの笑顔を見て幸せな気持ちになりました。
　私のライブには、子どもから年配の方まで、親子、家族などでたくさんいらっしゃいます。そんな皆さんに私の音楽を共有してもらえのが誇りです。私の目線はみんなと一緒。ライブは例えば１対2000ではなく、客席にピアノを置いて１対１で歌っている気持ちがいつもあります。
　ライブで手拍子、歌う、涙する、笑うなど心で参加すればするほどストレス発散になる。私のライブはまさにみんなで作るものです。だからその日ごとに違い、毎日が同じじゃないから楽しいんです。
　仙台は２DAYS。仙台サンプラザホールは音楽が生きていることを感じられるホールで、大好き！　ぜひライブで、お会いしましょう！