Ｗ杯、日本は２日未明に最終演説　開催地選定の理事会開始

　【チューリヒ（スイス）共同】国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の理事会は１日、スイスのチューリヒで始まった。２０１８年と２２年のワールドカップ（Ｗ杯）開催地を決める２２人の理事による投票は２日午後２時（日本時間同午後１０時）に開始の予定。

　日本など２２年大会招致を目指す候補地は１日に、アピールのヤマ場となる最終招致演説に臨んだ。オセアニア初のＷ杯開催を目指すオーストラリアが１番手で登壇し、００年シドニー五輪など大規模スポーツイベントの開催実績などを強調した。

　２番手の韓国はＷ杯開催が南北統一に寄与すると訴え、同国代表の朴智星（マンチェスター・ユナイテッド）もスピーチ。カタールは冷却システムのある競技場建設で「猛暑は問題ない」と説明した。

　劣勢が伝えられる日本は同日午後６時（日本時間２日午前２時）に、５候補地の最後に登場する。