本県にも注射器漂着、注意呼び掛け 日本海沿岸に医療廃棄物1万5千個
県は30日、環境省から9月下旬以降、島根県、鳥取県など日本海沿岸に針が付いた注射器など1万5千個以上の医療系廃棄物が漂着したとの情報提供があり、県内でも漂着を確認していると発表した。市町に調査を依頼し、県民に注意を呼び掛けている。
漂着したのは注射器や薬品瓶など。本県では離島や平戸、松浦地域、九州では福岡、佐賀、熊本の各県で確認されている。一部には韓国語、中国語などの表記があった。
県は発見した場合、手で触れず、保健所や市町に連絡し、注射針が刺さった場合は医療機関で受診してほしいとしている。
県によると、医療系廃棄物の全国的な大量漂着は2006年夏にも確認されている。
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