社会

在特会の3人に判決
(徳島県)
県教職員組合の事務所に怒鳴りこんで業務を妨害した罪に問われていた在特会、「在日特権を許さない市民の会」のメンバー3人に、1日、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。判決を受けたのは、いずれも在特会のメンバーで関西在住の中谷良子被告34歳ら3人です。判決によりますと、3人はことし4月、徳島市北田宮1丁目の県教職員組合の事務所に拡声器で怒鳴りながら侵入した上、「売国奴」などと大声で罵り、業務を妨害した罪に問われていました。1日の判決公判で、武田正裁判官は、「犯行は悪質で、 業務が完全に妨害されており、 精神的影響も大きい」と、しながらも、「被告らが行き過ぎた行為を認め、 在特会を辞めると述べている」などとして、中谷被告には、懲役2年執行猶予5年を、ほか2人に対しても、執行猶予がついた懲役8カ月の有罪判決を言い渡しました。
[ 12/1 19:05 四国放送]