2010年 12月 1日
岡山県が鳥インフルエンザ対策本部会議
島根県で鳥インフルエンザの感染が疑われる事例が確認されたのを受け、岡山県は関係部局で情報を共有し、対応を確認するための対策本部会議を開きました。会議には、対策本部長の石井知事をはじめ、関係部局の幹部らが出席しました。この中では島根県安来市で鳥インフルエンザの疑いがある事例が確認され陽性かどうかを調べる確定検査の結果が今夜判明することなどが報告されました。そして、県内での感染を防ぐため、養鶏農場の消毒やネットによる侵入防止、異常を発見した際の早期通報を農家に呼びかけるなどの対策を確認し、石井知事が、全庁一丸となって万全の防疫体制を構築するよう指示しました。県内194の農場全戸を対象に昨夜までに行った聞き取り調査では、異常は確認されていないということです。

津山市で住宅と納屋を全焼
1日未明、津山市で住宅と納屋を全焼する火事がありました。ケガをした人はいませんでした。1日午前2時すぎ津山市日上の無職原田満さん(63)の住宅と棟続きになっている納屋から出火し、木造2階建ての納屋約200平方メートルを全焼しました。火はさらに東隣りの住宅に燃え移り、木造2階建ての離れなど約240平方メートルを全焼して約1時間40分後に消し止められました。この火事によるけが人はいませんでした。現場は津山市郊外にある住宅地で消火活動を見守る人で一時騒然としました。警察は原田さんの家族から話を聞くとともに実況見分を行い火事の詳しい原因を調べています。

年末年始に向け食品の衛生検査
年末年始に向け食中毒の発生を防止しようと、香川県内のスーパーなどで一斉に食品の衛生検査が始まりました。これは多くの食品が短期間に流通する年末年始に向け、食品が安全に取り扱かわれているかを調べるものです。初日の1日は高松市保健所の職員が市内のスーパーの総菜売場を訪れ、調理台や器具の汚れ具合、食品が適正な温度で保存されているかなど、約10項目について調べていきました。香川県では先月からノロウィルスが原因と見られる感染性胃腸炎の患者が増えていて、保健所の職員は調理担当者だけでなく、従業員にも手洗いやうがいの徹底を呼びかけていました。立ち入り検査は今月28日まで、県内約5000カ所の飲食店などで行われます。

公園を彩る10万個のイルミネーション
美作市にある公園バレンタインパーク作東でイルミネーションの試験点灯が行われ、約10万個の電飾で彩られました。このイルミネーションは美作市の農業後継者クラブが地域の活性化を目的に10年前から取り組んでいるものです。今年のテーマは「光と人の輪」で約10万個の電飾で彩られました。園内にあるホテルの玄関前にはツリーやスノーマンなどが飾られ色とりどりの光でクリスマスムードを盛り上げています。バレンタインパーク作東のイルミネーションは1日から来年1月3日までの午後6時から午後9時まで点灯されます。