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保安官乗船し調査捕鯨船団、南極海へ シー・シェパード3隻も追尾 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:捕鯨
日本側は、安全対策と事件対応などのために今回、海上保安官を乗船させる。しかし、前回の乗船時にはSSが「武装保安官がわれわれを攻撃してきた」などと喧伝(けんでん)して、日本側を悪役に仕立て上げ、船団は情報戦でも劣勢となった。さらに、保安官が乗っていた母船・日新丸にもSSは大量の酪酸瓶を投擲(とうてき)し、妨害抑止にはならなかった。
今年春にSS抗議船に乗船して、じかに実態を取材したオーストラリアのスティーブ・ジャービス記者は「情報戦では明らかに日本は不利。もし、衝突でどちらかに死者が出るような事態に陥れば、日本側の責任が高まり、調査捕鯨は完全に“敗北”するだろう」と指摘、双方に冷静になるよう呼びかけている。(佐々木正明)
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