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2010年11月30日(火) 19:28 |
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高松市の商店街に江戸時代の看板
高松市の商店街に江戸時代の秋祭りの様子を描いた大きな看板が登場しました。 実は商店街の活性化につなげようという取り組みです。
高松市中心部の田町商店街です。 商店街の一角に古風な看板がお目みえました。 縦90センチ、横4メートル色鮮やかな祭りのだんじりが目をひきます。 江戸時代のにぎやかな秋祭りの様子が描かれています。 田町商店街振興組合が建てたもので、そのヒントは地元の神社にありました。 高松市の石清尾八幡宮です。 江戸時代の高松藩の祭礼の様子を描いた絵巻を保存していました。 日ごろは公開していませんが特別に見せてもらいました。 絵は江戸時代、高松藩主、松平よりたねの兄・松平よりかねが描いもので、絵巻は50年程前にそれを模写したものとみられています。 1巻が20メートルあります。 振興組合は、絵巻の華やかな一場面を写真におさめ看板に加工して飾ることにしました。 現在、田町商店街は約120店のうちおよそ1割が空き店舗になっています。 華やかな祭りの看板を店のシャッターの前に飾ることで活気を取り戻そうというわけです。 現在、看板は2ヶ所ですが振興組合は数を増やしていきたいと考えています。 絵巻のように多くの人で賑わう町にしたい田町商店街の願いです。
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