★ このページは、金工室の機械工作実習における機械設計(自由課題)を指導するときのマニュアルに記載した内容を手直しして、機械設計の初心者が考えるべきポイントをコンパクトにまとめたものです。
みなさんが実験装置を考えるときの手助けになれば幸いです。
図1−1.機械設計の概念 |
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金工室で常用している誤差範囲(主にノギスなどの測定工具に由来する) | |||
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誤差範囲 | 基準寸法の区分 | ||
300以下 | 300を越え1000以下 | 1000を超える | |
許容値 | |||
±0.2 | ±0.5 | ±1 | |
普通公差(JIS-B0405)における公差 | ||||||
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公差等級 (普通公差) |
基準寸法の区分 | |||||
0.5以上3以下 | 3を越え6以下 | 6を超え30以下 | 30を超え120以下 | 120を超え400以下 | 400を超え1000以下 | |
許容値 | ||||||
精級 | ±0.05 | ±0.05 | ±0.1 | ±0.15 | ±0.2 | ±0.3 |
中級 | ±0.1 | ±0.1 | ±0.2 | ±0.3 | ±0.5 | ±0.8 |
粗級 | ±0.2 | ±0.3 | ±0.5 | ±0.8 | ±1.2 | ±2 |
表1−1 引張り強さを基準とした安全率 | ||||
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材料 | 静荷重 | 動荷重 | ||
繰り返し荷重 | 交番荷重 | 変化する荷重あるいは衝撃 | ||
鋳鉄 | 4 | 6 | 10 | 15 |
鋼 | 3 | 5 | 8 | 12 |
木材 | 7 | 10 | 15 | 20 |