三菱電機の子会社、三菱電機インフォメーションシステムズ(東京・港)は30日、同社の業務システムを使う3つの公立図書館の利用者約3千人分の氏名や生年月日、住所、電話番号などの個人情報が流出した、と発表した。流出元は同社のシステムを販売する代理店のサーバーで、誤って外部からアクセスできる状態に設定されていた。
同社によると、図書館利用者の個人情報流出があったのは、流出元の代理店がホームページを管理する宮崎県えびの市の2761人分。ほかに三菱側が管理していた愛知県岡崎市の159人分、東京都中野区の51人分も漏れた。流出の確認は8月上旬。現時点で個人情報の悪用などの被害は確認されていない。
岡崎市の図書館では今年3~5月にシステム障害も発生。これを巡り、自作の検索プログラムで繰り返しアクセスした愛知県の男性が、「サイバー攻撃」と誤解され、愛知県警に業務妨害容疑で逮捕され、その後起訴猶予処分となった。同社はこの件も「システム仕様が原因だった」とした。
男性は新着図書情報を取得するためアクセスしただけだった。同社は当初、「システムに問題はない」と市側に説明していた。門脇三雄社長は「対応が早ければ(男性に)不快な思いをさせることはなかった。誠意をもって対応したい」と謝罪、一連の問題について「根本原因は弊社にあり、再発防止策を講じたい」とした。
三菱電機、三菱電機インフォメーションシステムズ、情報流出、サーバー、サイバー攻撃
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