2010年11月29日17時9分
11月28日、「裸の銃(ガン)を持つ男」で知られるコメディー俳優、レスリー・ニールセン氏が死去。写真は同作品でのニールセン氏(左)。提供写真(2010年 ロイター) |
[ロサンゼルス 28日 ロイター] 映画「裸の銃(ガン)を持つ男」などで知られるコメディー俳優、レスリー・ニールセンさんが28日、肺炎の合併症のため米フロリダ州の病院で死去した。84歳だった。
広報担当者の発表によると、友人や妻に看取られながら亡くなったという。
ニールセンさんは、1926年カナダ生まれ。カナダ空軍に従軍後、ラジオのDJを経て、トロントとニューヨークで演劇を学び、1950年にテレビ番組「スタジオ・ワン」で初めて大役をつかんだ。その後、マイケル・カーティス監督の映画「放浪の王者」に出演するため、1954年にハリウッドへ進出した。
1980年代以降には、コメディー映画シリーズ「裸の銃(ガン)を持つ男」で人気を博し、パロディ映画の「スパイ・ハード」や「最‘狂’絶叫計画」などに出演。俳優としての経歴は60年を超えていた。