現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. アジア
  5. 記事

北朝鮮の挑発、いらだつ米中 暴露の米の公電で明らかに(2/2ページ)

2010年12月1日3時57分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 一方、年が明けて米政府には北朝鮮を巡る「不穏」な情報も次々と寄せられていた。

 「金正日(キム・ジョンイル)総書記は脳卒中後に優柔不断になった。派閥抗争が激化し、高官らが好き勝手に動いている」(瀋陽総領事館)、「国内情勢は混迷の度を深めており、複数の北朝鮮高官が韓国に亡命した」(在ソウル大使館)

 米国は圧力をかけながら北朝鮮の政策転換を待つ「戦略的忍耐」を堅持し、2度目の米朝対話には応じていない。その判断は、こうした北朝鮮国内の情勢認識に基づいていた可能性もある。

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

日本の中東研究者に中東の動きを鋭く分析してもらいます。東京外語大の飯塚正人教授とアジア経済研究所の福田安志氏の定期コラムも連載中。

後藤謙次さんの記事を配信中。第一線の論客と朝日新聞の専門記者60人が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

核不拡散条約を脱退した北朝鮮。現状とこれからの北朝鮮の動向は?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集