浦和「予算バランス」で都築も戦力外通告

　浦和が、湘南に期限付き移籍中のＧＫ都築龍太（３２）と来季契約を更新しないことを３０日までに決定した。クラブ幹部は「能力の高さは認めているが、全体の予算バランスから考えて契約更新は厳しかった」と説明した。

　都築は０３年にＧ大阪から浦和に移籍。ＧＫ山岸とし烈な定位置争いを繰り広げながら、０７年のＡＣＬ制覇、クラブＷ杯３位、０６、０７年度天皇杯連覇に貢献するなどクラブの黄金時代を支えた。国際Ａマッチ６試合に出場するなど日本代表でも活躍したが、フィンケ監督就任後の０９年途中から出場機会が激減。６月に湘南に期限付き移籍した。クラブはＧＫの補強を行わず、ユース所属のＧＫを２種登録にして対応する方針だ。

[ 2010年12月01日 ]