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「痛み理解してくれた」 日韓の慰安婦調査団報告2007年5月13日 
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聞き取り調査の内容などを語る洪さん(右端)ら=12日、宮古島マリンターミナル

 【宮古島】10日から3日間、宮古における戦時中の「朝鮮人慰安婦」について聞き取り調査などを実施した韓国や日本の研究者らの調査団による報告会が12日、宮古島市平良の宮古島マリンターミナルで開かれた。調査団が聞き取り調査の内容や印象を報告した。
 調査団は、那覇市在住者を含め、戦時中に宮古で慰安婦を目撃した住民ら10人に聞き取り調査を実施した。参加した「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」前代表の尹貞玉(ユンジョンオク)さんや、「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表の高里鈴代さんら9人が報告。市民ら約60人が聞いた。
 尹さんは「宮古島の人は慰安婦を見下したりせず、共感を持って接していた」と印象を語り「平和のためのモニュメントを宮古島で建立したい」と話した。
 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程の洪允伸(ホンユンシン)さんは「伊良部島を含め宮古で慰安所跡が調査で12カ所あることを確認できた」と報告。宮古住民からの聞き取りについて「心で慰安婦の痛みを理解してくれる人が非常に多かった。一人一人がどういう姿勢で慰安婦問題に接していくかが大切」と強調した。


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