【石原知事会見詳報】「亀井がんばれ、亀井」　国民新党の亀井静香代表の総理登板を応援 (2/4ページ)

　−−１２月議会に提出予定の都青少年健全育成条例について、都議会民主党から賛同する声も上がっています。

　「訳の分からない言葉は削除しましたからね。実質的には前と同じ。非常に大事な提案をしているわけです。紛らわしい文言がけずられて、分かりやすくなった。来週から各党に持っていって評価判断がある。今私からコメントをするのは差し控えます」

　−−八ツ場ダム（群馬県長野原町）について、２６日に、馬淵澄夫国土交通相と関係する６都県知事の会談の予定があったようですが。

　「今日はねえ、担当大臣の問責決議があるので、それは当人がそこにいなければならないでしょう。時間もどうなるかわからないし。できるだけ近くにその場（会談の場）を設けたい。彼は前の担当大臣と違って、停止を前提としないで、検証しなくてはならないということ（考え）ですから、半歩前身したというかクールダウンした（ととらえています）。そこ（予定されていた２６日の会談）で冷静な話し合いを関係自治体と話すつもりでしたけど、できるだけ早く、会合の場をもちたいと思います」

　−−国側は各都県の負担金の支払いを要請しています。

　「買い物に行って前金払った後に、品物が届かないなんていうばかなことはない。大沢さん（大沢正明群馬県知事）はつらいと思う、担当県の知事は。状況が違いますから。県民をかかえているわけだし。（負担金の支払いが）ダム完成の一つの前提になっているわけですからね。その辺はなかなか難しい立場だと思います。原則的には、分担金は前払いしてきたので、できないなら取り戻す。法律的にもそういう約束になってる。訴訟の問題にもなりかねない」

　「しかし、それにしても内閣はもつのかい。すごいねえあの内閣は。誰がナンバーワンか分からないね。色んな情報が伝わってくるよ。繰り返し申しますが、あの官房長官（仙谷由人官房長官）はなんで中国の漁船のことについて、まだ『尖閣周辺にいらっしゃる』とか、『中国政府におかれましては』とか、サーバントが主人に使う言葉を使うかね。対等の国家対国家の問題について、日本で刑法にも及ぶような暴力行為をやっているような人間（国）に対し、敬語を使うとはね。政府そのものに対しても敬語を使うなんて、対等の交渉できっこない。批判してくれよ。大きな言葉の問題だぜ。言葉の力がないからこういうことになる。弁護士かなんか知らないけども」