韓国の農林水産食品省は30日、同国南東部の安東市で食用牛が口蹄(こうてい)疫に感染していることを確認した。29日には約8キロ離れた2カ所の養豚施設の豚の感染が判明しており、感染が広がっている可能性がある。
防疫当局は29日から養豚施設の半径3キロ以内の家畜約2万3千頭の殺処分を始めているが、その地域外で牛の感染が分かったことでより広範囲の防疫措置が迫られることになる。(共同)