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水俣病被害者救済指定を問うシンポジウム (2010年11月28日
16:44 現在)
水俣病被害者救済の地域指定の在り方を問うシンポジウムが、天草市栖本町で開かれました。 この天草シンポジウムは、水俣病不知火患者会が、開いたもので水俣病特別措置法で定める汚染地域指定外の患者や医師・弁護士など、およそ300人が参加しました。 はじめに水俣病不知火患者会の大石利生会長が、「水俣病救済の対象地域外とされてきた天草地域の被害者が立ち上がり団結して救済を勝ち取らなければ水俣病問題は終わりません」と挨拶しました。 このあと、協立クリニックの高岡滋院長が、去年9月に行った不知火海沿岸住民の健康調査の結果、指定地域の内外を問わず手足のしびれなどの自覚症状のある人が多数いると報告しました。 このあと、天草の原告団の1人で龍ヶ岳町の野口政造さんは「水俣病の患者を出せばこの島は魚が売れずに全滅だといわれ症状があっても隠していたことなど、当時の様子を語りました。 水俣病不知火患者会では、海に線を引くのは安易な患者切捨てにつながるとしてこの壁を取り払うことが水俣病被害者救済の大きな一歩ととらえ活動を進めることにしています。
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