岡崎市立中央図書館の利用者情報流出問題で、市は26日、図書館ソフト開発業者「三菱電機インフォメーションシステムズ」(東京)を1年6カ月間の指名停止処分にしたと発表した。市は同社のソフト利用を2年後にやめる。
市は同社のミスが流出の原因と断定しており、「情報管理がずさんで、信用が失墜した」として、指名停止期間を同市では過去最長の1年6カ月にした。
市は、2015年まで同社のソフトを利用する契約をしていたが、26日付で解除した。ただし、すぐに利用を中止すると図書館の業務ができなくなるため、2年間は継続利用し、13年1月から同社以外のソフトに切り替える。【中村宰和】
毎日新聞 2010年11月27日 地方版