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Ｊリーグ１部（Ｊ１）の浦和レッズは２９日、フォルカー・フィンケ監督（６２）と来季の契約を更新しないと発表した。福田正博氏（４３）らコーチ５人も今季限りで退任する。１２月４日のリーグ最終節と、準々決勝進出を決めている天皇杯全日本選手権が最後の指揮となる。 クラブは２００９年、チーム改革を目指してフィンケ監督を招聘（しょうへい）し、パスサッカーへの脱皮を模索。同監督は山田直ら若手を積極的に活用して世代交代を進めたが、昨季は６位に終わり、今季も残り１節で９位と好結果を得られなかった。 橋本光夫代表は「チームの変革という面では成果はあったものの、夏場での敗戦などでサポーターの皆さまの期待に十分応えられなかった」とコメント。フィンケ監督は「クラブと多くのことを共有できないなら、別の道を行くしかない」と述べた。
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