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立山で雪崩 2人死亡3人けが

11月30日 11時36分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

30日午前9時前、富山県立山町の北アルプスの立山連峰で雪崩が発生し、山でスキーやスノーボードをしていた男性6人のグループが巻き込まれました。警察によりますと、このうち2人が死亡し、3人が足などにけがをしているということです。

30日午前9時前、富山県立山町の、北アルプスの立山連峰の標高およそ2400メートル付近の室堂平の大谷で雪崩が発生し、近くの山でスキーやスノーボードをしていた男性6人のグループが雪崩に巻き込まれました。警察などによりますと、このうち男性2人が死亡し、3人が足を骨折するなどけがをして病院で手当てを受けているということです。残る1人はけがはなく、自力で下山したということです。現場は、朝から晴れて気温が上がっていたということで、警察は雪崩が起きたときの状況などを調べています。富山地方気象台によりますと、現場付近の天候は晴れで、上空3000メートル付近には氷点下10度の寒気が流れ込んでいました。現場近くの立山黒部貫光の「室堂ターミナル」によりますと、29日の夜はまとまった雪が降り、30日朝の積雪は1メートル80センチに達していたということです。