秋篠宮さまは、30日、45歳の誕生日を迎えられました。秋篠宮さまは誕生日を前に紀子さまと記者会見に臨まれました。
この中で秋篠宮さまは、ことし印象に残ったことの1つとして、宮崎県を訪れ、口てい疫で被害を受けた人たちから体験を聞き取ったことを挙げ、「大変さが強く伝わり、状況をより深く理解できたように思います」と述べられました。また、4月に幼稚園に入園した長男の悠仁さまについて、虫に加え、木になる実などに興味が芽生えていることを紹介されると、紀子さまも「自分がしたこと、うれしかったこと、驚いたことや不思議に思ったことなど、目を輝かせながら話してくれます。遊び方にも新しい広がりが感じられます」と成長ぶりを披露されました。一方、秋篠宮さまは、将来の皇室のあり方について皇太子さまと話し合っていることを明らかにしたうえで、今までの伝統などを踏まえることは大事だとしながらも、「その時代その時代に即したどういう在り方がふさわしいかということを、常に考えていかなければいけないのではないかと思っています」と述べられました。さらに、ことし6月に結婚から20年を迎えたことを受けて互いに贈ることばを尋ねられると、秋篠宮さまは、「これからも楽しく過ごしましょう、ということでしょうか」と応えられ、紀子さまは「今まで、さまざまにお導きくださり、支えてくださり、深く感謝申し上げます」と話されました。