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島根 養鶏施設で鳥インフル確認

11月29日 22時42分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

島根県によりますと、29日朝、安来市にある養鶏施設で、飼育しているニワトリ5羽が死んでいるのが見つかり、検査の結果、鳥インフルエンザのウイルスが検出されました。島根県は、茨城県つくば市の動物衛生研究所に検体を送り、ウイルスの毒性などを詳しく調べることにしています。

農林水産省によりますと、鳥インフルエンザのウイルスかどうかは都道府県でも判別が可能ですが、検出されたウイルスの型を詳細に分析して毒性が強いか弱いかを判定するのは、茨城県つくば市にある動物衛生研究所でしかできないということです。今後、島根県から検体を取り寄せて詳しく鑑定を進めることにしており、結果が出るのは、来月1日の夜ごろになる見通しです。鳥インフルエンザに詳しい鳥取大学農学部の伊藤壽啓教授は「鳥インフルエンザと確認されれば、マニュアルに従って移動制限や殺処分を進め、ウイルスを早期に封じ込むべきだ。死んだのは5羽と聞いているが、今後、周辺の調査を行ってほかに感染が見つからなければ、今回は早期に発見できたと評価してもいいのではないか」と話しています。