阪神・桧山が警鐘「弱い虎に戻りつつある」
サンケイスポーツ 11月29日(月)7時51分配信
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イベントで子供たちにカレーを振る舞う桧山。“弱虎時代”を知るベテランならではの警鐘をならした(写真:サンケイスポーツ) |
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「悔やんでも悔やみきれないシーズンだったでしょ。油断したら弱いときのタイガースに戻ってしまうし、戻りつつあると思う」2005年の優勝を最後に5年連続のV逸。金本、鳥谷ら歓喜のビールの味を知る虎戦士も、赤星、矢野の引退などで年々減った。『このままでは…』の危険信号は、ベテランの胸中に鳴り響いている。
桧山は1992年入団。希望に燃えたルーキーを待っていたのは、虎党からの怒声、やじ、あきらめのオンパレード。チームは低迷期に入っていた。1987年〜02年の16年間で最下位が10回、Aクラス入りはわずか1回だった。チームを引っ張り続けた背番号24にも罵声が飛ぶこともあった。
ノーモア暗黒時代−。チーム力アップのため、若手を含めた競争が必要不可欠と説くベテランは“神様返上”。外野争いに名乗りをあげた。来季の真弓構想は左翼に金本、右翼にマートン、中堅を藤川俊を筆頭として争わせる形が基本線となっているが、金本の右肩の不安もある。有事に備えるとともに、若手の危機感を高める役割も担う。
「与えられるものではないから、若い選手も自分でとらないとダメ。年齢は、いざ試合に入ったら関係ない」来季20年目を迎える41歳。逆行への危惧も先発願望も、すべての根底にあるのは猛虎愛。今オフは大型補強もなく来季はほぼ現有戦力のままで戦う。このままAクラス常連で居続けるか、弱虎に戻るか…の分かれ道。ベテランが肌で感じている危機感は誰も否定できない。
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最終更新:11月29日(月)13時20分
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