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林昌勇、ヤ残留!3年14億2000万円 (2/2ページ)

2010.11.29 05:04
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林昌勇、ヤ残留!3年14億2000万円
頼もしい守護神の残留が決まった。林昌勇が来季も神宮のマウンドを守る【フォト】

 残留か、退団か−。来季の去就に揺れた守護神が、残留を決断した。

 交渉は条件面が折り合わずに難航した。今季で3年契約が切れた林昌勇は米大リーグ挑戦も視野に入れていたが、前日27日に来日し、代理人のパク・ユヒョン氏とともに球団側と最終交渉。独占交渉期限(30日)を目前にした28日未明、残留の意思を球団側に伝えた。

 決め手は破格の条件だった。3年総額14億2000万円で、来季年俸は3億6000万円プラス出来高払い。02年ペタジーニの4億5000万円には届かなかったが、06年石井一の2億4000万円を抜き、球団の投手史上最高年俸になった。

 東京・新橋の球団事務所で会見した奥村編成部課長(国際担当)は「彼のピークは終わっていない。気持ちも体力も続くと判断した」と説明。パク氏は「大リーグ挑戦と最後まで悩んだが、愛着を持っている球団に残りたいということだった」と代弁した。

 今季は35セーブ、防御率1・46と結果を残し、「ヤクルトが第1希望」とチーム愛を強調してきた守護神の残留。01年以来の日本一を狙うチームにとって、これ以上ない“補強”になった。(長崎右)



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