2010年08月18日
ノートテイクあれこれ(1)
まず、「ノートテイク」という用語について
NOTE TAKE という用語は、
語法的にはちょっとあやしい。
まるで、「長島イングリッシュ」のようだ。
「NOTE TAKING」(TAKINGは勿論動名詞)
が、語法的にはより適切な表現だと思うのだが
そんなことに目くじらを立てるのは野暮でしょうけどね。
さて、その「ノートテイク」のことだが、
全難聴の作成した新しいテキスト(前期・後期)読んで
はっきり言って、失望した。
カリキュラムとして「ノートテイク」に関して練習が少なすぎると思います。
私は組長会の司会でのノートテイクとか、
常会長会でのノートテイクとか
複数人が自由気ままに発言する現場にいます
「速さ」と「正確さ」が要求される現場
まさに「修羅場」と言ってもいいだろう、
そういう修羅場にいる者にとって
全難聴の「要約筆記者養成テキスト」は
あまり、というか全然、役に立ちません。
なんか、講演会をスクリーンに出す練習テキストで
はっきり言って
「おままごと」のようにのんびりだ。
NOTE TAKE という用語は、
語法的にはちょっとあやしい。
まるで、「長島イングリッシュ」のようだ。
「NOTE TAKING」(TAKINGは勿論動名詞)
が、語法的にはより適切な表現だと思うのだが
そんなことに目くじらを立てるのは野暮でしょうけどね。
さて、その「ノートテイク」のことだが、
全難聴の作成した新しいテキスト(前期・後期)読んで
はっきり言って、失望した。
カリキュラムとして「ノートテイク」に関して練習が少なすぎると思います。
私は組長会の司会でのノートテイクとか、
常会長会でのノートテイクとか
複数人が自由気ままに発言する現場にいます
「速さ」と「正確さ」が要求される現場
まさに「修羅場」と言ってもいいだろう、
そういう修羅場にいる者にとって
全難聴の「要約筆記者養成テキスト」は
あまり、というか全然、役に立ちません。
なんか、講演会をスクリーンに出す練習テキストで
はっきり言って
「おままごと」のようにのんびりだ。
2010年07月10日
二代目筆談ホステス
なにはともあれ、↓ をクリック。
http://media.yucasee.jp/posts/index/4032?la=0008
(長野パソコン要約筆記グループ「ふぃーる」さん提供)
「ふぃーる」さんより、「この記事にコメントを」との要請がありましたが・・・困ってしまった。
ホステスという職業について(表面的なこと以外は)私は、よく知らない。
ましてや「銀座の高級クラブ」のことなど私にとって全然別世界。
そもそも聴力障害とホステスという職業とは関係がないのでは?
「障害者だから」とか「障害者にもかかわらず」というものの言いようは、だから、何を言っていることにもならないのではないかな。
話は別ですが、一昨年の長野難聴伊那例会において私は、講師のTM氏(手話通訳士・女性)に、難聴者は男のウサの捨て所と言う場所がないことをお話して、
「ヨ者や手話者のいるクラブがあればいいですね」
「ヨ者や手話者がホステスさんならもっといい」
などと雑談で冗談を言ったことがあります。冗談ですよ。念のため。
http://media.yucasee.jp/posts/index/4032?la=0008
(長野パソコン要約筆記グループ「ふぃーる」さん提供)
「ふぃーる」さんより、「この記事にコメントを」との要請がありましたが・・・困ってしまった。
ホステスという職業について(表面的なこと以外は)私は、よく知らない。
ましてや「銀座の高級クラブ」のことなど私にとって全然別世界。
そもそも聴力障害とホステスという職業とは関係がないのでは?
「障害者だから」とか「障害者にもかかわらず」というものの言いようは、だから、何を言っていることにもならないのではないかな。
話は別ですが、一昨年の長野難聴伊那例会において私は、講師のTM氏(手話通訳士・女性)に、難聴者は男のウサの捨て所と言う場所がないことをお話して、
「ヨ者や手話者のいるクラブがあればいいですね」
「ヨ者や手話者がホステスさんならもっといい」
などと雑談で冗談を言ったことがあります。冗談ですよ。念のため。
2010年06月27日
「目で聴くテレビ」
ちょっとつらい
CS障害者放送統一機構「目で聴くテレビ」は、阪神・淡路大震災の際に情報が聴障者に届かなかったという苦い経験から立ち上げられた。独自の電波を使い、火曜日・木曜日・土曜日の一定時間に放映されます。ちなみに受信料は年間6300円。
内容は、その週の話題から始まり、聴障者に関連するさまざまな話題が取り上げられる。障がい者制度改革推進会議などもリアルタイム字幕放送として中継され、当然、手話と字幕がついています。
この4月からの新機軸「アナザータイム手話放送」は、これまでの「リアルタイム字幕放送」(字幕のない番組に手話をつける方式)とは異なり、すでに字幕の入った地上波番組に手話を入れて放送されます。内容はNHK教育「見える歴史」などの30分番組。
すでに字幕の入った映像が画面左上に、手話通訳者が画面右半分に位置して手話を入れていく。映像と字幕と手話が三位一体で同時性がたもたれ、難聴者にとってはありがたい(はずの)番組ではある。
ところで、その字幕はセリフに応じて白と緑を使い分けているのだが、画面を左すみに縮小してあるために、緑色の字幕がほとんど読めない。だから、結局手話を読み取れないと全然わからない。なんとかならないものか。あれじゃあ「見える歴史」てはなくて「見えぬ歴史」だ。
「目で聴くテレビ」はろう者の話題がほとんどで、全難聴の話題などめったにとりあげられないなあ。まさか中途失聴・難聴者難聴者を無視しているわけではないだろうが。
ろう者と健聴者の谷間で中途失聴・難聴者は、こんなところでもも、ちょっぴり悲しい思いをしている。
CS障害者放送統一機構「目で聴くテレビ」は、阪神・淡路大震災の際に情報が聴障者に届かなかったという苦い経験から立ち上げられた。独自の電波を使い、火曜日・木曜日・土曜日の一定時間に放映されます。ちなみに受信料は年間6300円。
内容は、その週の話題から始まり、聴障者に関連するさまざまな話題が取り上げられる。障がい者制度改革推進会議などもリアルタイム字幕放送として中継され、当然、手話と字幕がついています。
この4月からの新機軸「アナザータイム手話放送」は、これまでの「リアルタイム字幕放送」(字幕のない番組に手話をつける方式)とは異なり、すでに字幕の入った地上波番組に手話を入れて放送されます。内容はNHK教育「見える歴史」などの30分番組。
すでに字幕の入った映像が画面左上に、手話通訳者が画面右半分に位置して手話を入れていく。映像と字幕と手話が三位一体で同時性がたもたれ、難聴者にとってはありがたい(はずの)番組ではある。
ところで、その字幕はセリフに応じて白と緑を使い分けているのだが、画面を左すみに縮小してあるために、緑色の字幕がほとんど読めない。だから、結局手話を読み取れないと全然わからない。なんとかならないものか。あれじゃあ「見える歴史」てはなくて「見えぬ歴史」だ。
「目で聴くテレビ」はろう者の話題がほとんどで、全難聴の話題などめったにとりあげられないなあ。まさか中途失聴・難聴者難聴者を無視しているわけではないだろうが。
ろう者と健聴者の谷間で中途失聴・難聴者は、こんなところでもも、ちょっぴり悲しい思いをしている。
2010年06月03日
難聴者とタクシー
タクシー運転手・いろいろ
「アルプス」68号の「アルプス万華鏡」に、「タクシー憂鬱」というタイトルで、タクシーを利用する際の難聴者の悩みについて、投稿記事があります。長野難聴ブログにも書き込んであります。
私見ではありますが、タクシー内で補聴器がうまく機能しないのは、密閉した車内における気圧の関係があるのではないかと思います。つまり、「耳管」がつまった状態に似た現象が起こっているのではないでしょうか。
親切な運転手さんに話を振られて聞きとれないで困るということは、難聴者ならどなたも経験しているでしょう。
もう一つ、「身体障害者手帳」を示して、制度として認められている「割引」をお願いした場合、運転手さんの態度にバラツキがあります。「がってん」とばかりに、にこやかに応対してくれる方が多いのですが、時には、いかにも面倒くさそうな態度を取る運転手もいます。ただし、「断られた」ということは一度もありません。その点は大丈夫です。
耳の不自由な利用者に対する接客マナーは、当然、会社ごとに行われているはずですが、なかなか徹底されていないようです。
「アルプス」68号の「アルプス万華鏡」に、「タクシー憂鬱」というタイトルで、タクシーを利用する際の難聴者の悩みについて、投稿記事があります。長野難聴ブログにも書き込んであります。
タクシーの中での運転手さんとの会話が成り立ちにくい
私見ではありますが、タクシー内で補聴器がうまく機能しないのは、密閉した車内における気圧の関係があるのではないかと思います。つまり、「耳管」がつまった状態に似た現象が起こっているのではないでしょうか。
親切な運転手さんに話を振られて聞きとれないで困るということは、難聴者ならどなたも経験しているでしょう。
もう一つ、「身体障害者手帳」を示して、制度として認められている「割引」をお願いした場合、運転手さんの態度にバラツキがあります。「がってん」とばかりに、にこやかに応対してくれる方が多いのですが、時には、いかにも面倒くさそうな態度を取る運転手もいます。ただし、「断られた」ということは一度もありません。その点は大丈夫です。
耳の不自由な利用者に対する接客マナーは、当然、会社ごとに行われているはずですが、なかなか徹底されていないようです。