講座の目的
近年、テレビ番組への字幕付与は徐々に増加しているものの、ニュースなどの生番組についてはまだ一部にとどまっています。
特に、災害時の緊急・臨時の災害ニュース番組では、情報の一部がテロップなどで表示されている以外は、
ほとんど字幕が付与されていません。
そうしたなかで、CS障害者放送統一機構(以下、統一機構)では、
2002年5月からCS通信をもちいた独自の方式(ピクチャーインピクチャー=2画面合成機能)で、
一般テレビ番組に対応するリアルタイム字幕を配信し、
新潟県中越地震(2004年10月)や能登半島地震(2007年3月)などの災害時にも緊急の字幕配信を実施しています。
また、災害時に備える意味からも、普段から1ヵ月10番組程度のニュース・情報番組に対するリアルタイム字幕配信を続けています。
今回の講座は、統一機構が、今後「目で聴くテレビ」リアルタイム字幕放送をさらに拡大し、
災害時の対応も考慮した字幕制作拠点を全国各地に確立するために、
リアルタイム字幕制作者を養成することを目的として開講するものです。
講座修了者のみなさんには、「目で聴くテレビ」リアルタイム字幕制作者として登録していただき、
習熟度や条件に応じてリアルタイム字幕配信に参加していただくほか、
さまざまな字幕制作活動に参加していただくことをめざしています。
- 主催
- 特定非営利活動法人 CS障害者放送統一機構
- 講座実施日
- 2007年9月8日(土)午後1時~7時 9日(日)午前9時30分~午後5時
※2日間にわたる集中的な講義・実習を行います。必ず2日間ともご参加ください。 - 会場
- CS障害者放送統一機構 会議室
(大阪市北区東天満2-7-12 スターポート)
大阪市営地下鉄「南森町」、JR東西線「大阪天満宮」から徒歩3分 - 講座内容
- (1)講義:聴覚障害者の災害情報保障と「目で聴くテレビ」リアルタイム字幕配信
(2)講義:リアルタイム字幕制作システムと制作ソフト「アステムトーク」の仕様
(3)講義:字幕入力と表示のルール、入力の基本
(4)見学:「目で聴くテレビ」リアルタイム字幕配信見学「週刊こどもニュース」(NHK総合)
(5)実習:「アステムトーク」のインストールと設定
(6)講義:リアルタイム字幕制作の実践的ポイント
(7)実習:字幕制作実習
※統一機構のリアルタイム字幕配信は、災害時の情報支援を想定して複数の遠隔地からの入力作業ができることが特徴です。
したがって、本講座でも遠隔地入力が可能な通信機能を有した専用制作ソフト「アステムトーク」を使って講義・実習を行います。
実習用のソフトは講座の中でお渡しします。
※字幕入力用のパソコン(OSはWindows XP)は各受講者が持参してください。 - 受講応募資格と推薦
- 各地の要約筆記者養成講習会(厚生労働省カリキュラム準拠)パソコンコースを修了した方、あるいはそれと同等のパソコン要約筆記の技能を有する方を対象とします。
年齢や性別、お住まいは問いません。
受講希望者は、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全日本ろうあ連盟、全国要約筆記問題研究会、各地の聴覚障害者情報提供施設の推薦を得て応募してください。 - 受講のための費用
- 講座資料代(受講料)2000円
交通費、宿泊費は各受講者の負担とします。
宿泊が必要な方はお問い合わせください。直近のホテルをご紹介します。 - 受講のための費用
- 募集予定者数12名
応募用紙に必要事項を記入の上、統一機構まで郵送またはFAXで申し込んでください。
受付期間は、2007年7月2日(月)から8月31日(金)まで。
ただし、募集予定者数12名に達した時点で締め切ります。 - 応募、お問い合わせ先
- 特定非営利活動法人 CS障害者放送統一機構
担当:河上和宏
〒530-0044 大阪市北区東天満2-7-12 スターポート
TEL 06-6242-6501
FAX 06-6242-6502