今後も正論を貫きます

 11月の入間基地航空祭で、協力団体の会長による不適切な発言があったことに関して、その当人は「今後の行事では民主党政権批判を自粛する考えを示した」そうです。防衛省が全国の基地等に事務次官通達を出した結果であり、自衛隊の文民統制(シビリアン・コントロール)を確保する上で大きな前進となるはずです。

 世界情勢、とりわけ周辺諸国との関係や近海の静穏に懸念が広がる中で、陸・海・空の防衛を専管する自衛隊の存在意義は高まるばかりです。だからこそ、運用については規律を重視し、厳正におこなわれなくてはなりません。

 昨年の政権交代以来、入間基地に限らず同様の事例が頻発していて、省内でも問題になっていたそうです。それが異例の通達につながった背景にありますが、戦前のような軍部の暴発を避けるためには、市民の目線による不断の監視を続けていかねばなりません。

 正しいことを言い続けると、それを快く思わない人たちは搦手から攻撃をし、脅しをかけてきます。ひとたび「新聞」と名のつく媒体に書かれると、一方的な主張が一人歩きしてしまいます。「火のないところに煙は立たない」とか、「二度と来るなと言うまでのやり取りが問題」との感想を述べる方もありますが、それが謀略の手口です。私が言うはずもない言葉(誰だと…)や態度を報じた記事を鵜呑みにさせて、「恫喝」の印象を形成させようとしているのです。

 私は、これまでに何度となく同様な攻撃を受けてきましたから、これで屈するほど軟弱ではない積もりです。最近も、小沢氏支持を鮮明にしてテレビや新聞で発言したことに対する「嫌がらせ」の数々がありましたが、私は政治家として正しい政策を実現するために、発言すべきは発言し、行動すべきは行動しなくてはならない、と思っています。

 まして今回の件、すなわち自衛隊の文民統制を守ることの重要性については、1)小沢氏が好きな人も嫌いな人も、2)菅内閣の政策を支持する人も不支持の人も、3)一連の問題への仙谷官房長官の対応を快く思わない人も含めて、すべての「良識ある市民」が不断の注意を払わなければならない問題ではないでしょうか。

 もちろん、私が個人として愉快なわけがありません。記事に触発されたネットの世界では、隊員が女性だったと虚言として、つまり、私の人格攻撃までされているのです(言うまでもなく男性)。しかし、「それでも、なお」という心をもつ者が政治家だと信じて、今後も活動して参ります。

 

産経新聞報道に関して

 まず、支援者の方々に、大きなご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。もちろん、7月の納涼祭の件はいわれなき中傷であり、全く事実無根です。

 当日、基地内の誘導の仕方が不適切だと思いましたので、その旨は指摘しました。私に対し暴言を吐いた隊員には手も足も触れていません。「松崎議員自衛官を恫喝」「車逆走指示」「誰だと思っている」と見出しを掲げているのは、謀略の類で新聞報道の名にも値しない記事ですし、とにかく民主党議員を片端から悪者に仕立て上げようとの魂胆が見え透いていて、仲間の多くからも(産経新聞の記者たちを含めて)毅然と対応しろと励まされています。

 私が一方通行の「逆走」を要求したこともありません。そこは両面通行の場所でしたから、受付方向に車が通れないと思う方が無理なのです。事情を聞いている時、上官の一人が私の車を誘導してきましたので乗り込みましたが、その際、男性隊員に「二度と来るな」と悪態をつかれました。さすがにムッとしましたが、挑発に乗ったらダメだと思い、こらえて立ち去りました。後日、基地側から謝罪がありましたが、私が謝罪を求めたのではなく、あくまで誘導システムに問題があることを指摘したのです。私は、むしろ彼の立場に配慮して、説明に来た基地の幹部に、「議員とは思わないで言ったのだろうが、誰であれ市民に対して『二度と来るな』と暴言を吐くのは良くない」と言ったものを、当日のことに事実を曲げ、趣旨を全く逆に変えて宣伝されています。が、本筋は11月の話の逆恨みでしょう。

 産経は一部しか書いていませんが、11月3日の入間基地航空祭の祝賀会場で、協力団体の会長が「みんなで、一刻も早く菅政権をぶっつぶして、昔の自民党政権に戻しましょう」(防衛省の記録)と、隊員を煽動する発言をしたのです。これが不適切であるのは論をまたないと思います。

 翌日に報告を受けた防衛省も「自衛隊法」等の政治的行為の制限に違反するという認識で事務次官通達を出しましたが、自衛隊員に倒閣を煽動するのは、自衛隊は文民である首相や防衛大臣によるシビリアン・コントロールに服する大原則に反します。もちろん、民間人が基地外の、公式行事でない場所で自由に発言するのを封じるものではありません。しかし、その大原則をルーズにしていると、戦前の軍国主義の跋扈による蹉跌を繰り返してしまう恐れがあるのです。

 本当は、私はこれを基地内の問題だけにとどめておこうと思ったのですが、自衛隊側の問題意識が本省への迅速な報告になったようです。その判断に異を唱えるものではありませんが、結果、私が狙い打ちにされてしまいました。

 事務次官通達は「隊員の政治的中立性の確保について」というものです。市民が市民として菅内閣の政策を批判されるのは自由ですが、そこに隊員を巻き込むかのような動きは、かえって自衛隊の為にもならないと思います。支援者の皆々様に対してお詫びを繰り返しますとともに、関係各位にはご自制をお願い申し上げます。

衆議院議員 松崎哲久

お知らせ

松崎哲久の議員活動

菅内閣の改造がおこなわれ、大臣・副大臣・政務官が大幅に入れ替わりました。これに伴い、また臨時国会の召集にあわせて、党役員人事と衆議院・参議院の委員会所属なども刷新されました。

松崎哲久代議士はこれまで、党務は広報委員長代理、国会は文部科学常任委員会理事、議院運営委員会委員、そして6月から政治倫理審査会の筆頭幹事を務めていましたが、以下のように変わりました。

民主党広報委員長代理
民主党政調「文部科学部会」座長
衆議院「文部科学常任委員会」理事
衆議院「倫理・選挙特別委員会」理事

まず党は、広報委員長代理は退任し、政策調査会の文部科学部門会議の座長となり、文部科学政策の党側責任者を務めます(10月26日、広報委員長代理再任)。同時に文部科学常任委員会の理事を継続し、今まで第4席だったものが次席に昇格しました(筆頭は高井美穂前文部科学大臣政務官)。また、政倫審に替わって衆議院の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」(通称・倫選特)の第3席の理事になりました。

月曜クラブのご案内

2010年3月22日の月曜クラブの写真

松崎哲久後援会は、月に1〜2度のペースで「月曜クラブ」を開催しています。松崎代議士から国会活動等についてタイムリーな報告を聞き、また質疑応答や意見交換をおこなう有意義な会になっています。すでに13回、下記のように開催いたしました。

第1回 東松山 9月28日(月)13時〜 ホテル紫雲閣
第2回 鶴ヶ島 10月19日(月)13時〜 鶴ヶ島合同事務所
第3回 東松山 11月16日(月)12時〜 ホテル紫雲閣
第4回 坂戸 11月29日(日)14時〜 坂戸市文化会館
第5回 東松山 12月28日(月)12時〜 ホテル紫雲閣
第6回 坂戸 1月25日(月)13時〜 坂戸市文化会館
第7回 東松山 2月21日(月)12時〜 ホテル紫雲閣
第8回 坂戸 3月22日(月)14時〜 坂戸市文化会館
第9回 東松山 4月19日(月)12時〜 ホテル紫雲閣
第10回 坂戸 5月16日(日)12時〜 坂戸市文化会館
第11回 東松山 6月20日(日)12時〜 ホテル紫雲閣
第12回 坂戸 9月5日(日)14時〜 坂戸市文化会館
第13回 東松山 10月11日(月)14時〜 ホテル紫雲閣

 

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小沢一郎政治塾第11期生募集

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