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最も参考になったカスタマーレビュー
46 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読むに値する本,
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レビュー対象商品: 特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ-米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実 (単行本)
ジョン・F・ケネディの甥っ子が、米空母バンカーヒルに突っ込んだ2機の神風とバンカーヒルについて、膨大な資料とインタビューで綴った本です。
なぜ日本が米国に戦争をしかけるに至ったか、米国が劣勢の序盤をどう巻き返すのか、なぜバンカーヒルという強力な空母ができあがったのか、そしてなぜ日本が神風特攻隊を投入せざるを得なかったのかが克明に描かれています。 1945年5月11日、バンカーヒルには、安則機、小川機の順に突入しますが、小川清がバンカーヒルに突入したということはこの本で初めて明らかにした事実です。 また、個人的には特攻機突入後、バンカーヒルを立て直すべく最善を尽くすカーマイケル機関長の活躍に胸を打たれました。 「彼らの最後の望みは、未来の日本人が特攻隊の精神を受け継いで、強い心を持ち、苦難に耐えてくれることだった。」カバー見返しのこの部分を読んで感情に突き動かされるものがあり、思わず購入しましたが、本を読み終えて、特攻は今に生きる僕らを本当に勇気づけてくれていると改めて思いました。こういったことを日本の歴史を教える学校の先生からではなく、当時敵国だったアメリカ人が書いた本で学ぶというのも皮肉なものです。 著者は、日本とアメリカをきわめて公平、公正にこの本に表現していて、何よりも日本軍、米軍を問わず神風のパイロットや一人一人の兵士、将官全ての人に愛を持って描いていると感じました。 私の父は終戦当時日本海軍の若い士官でした。父の関わった戦争について多くを教えてくれたこの本を父にプレゼントしました。 (2010.08.05追記)本書に関するYOU TUBEを見つけました: http://www.youtube.com/watch?v=kBN-cEkuPBE&feature=player_embedded
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
特攻の真実,
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レビュー対象商品: 特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ-米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実 (単行本)
この本の凄さは、アメリカ人が書いたのに、アメリカよりでもなく、日本よりでもなく、さりとて特攻を
美化することもなく、真実を淡々と書かれて有るところだと思います。 多少、同じ記載内容が複数出てくるところはありましたが、本の厚みを感じない作品でした。 本の最後に掲載されてある、小川大尉のご両親に宛てた「最後の便り」には、胸を締め付けられる思いが しました。実は、息子が同じ年齢なので、尚更、考えさせられることが多々ありました。 今の日本の現実との乖離が大きすぎることもありますが、是非、現代の政治家の皆さんには読んでいただ きたい本だと思いました。 以前、読んだ「永遠のゼロ」の内容にも、非常に近いものがありましたが、詳しくは判りませんが、 ひょっとして、戦中の同じ事実が、偶然にも二つの作品のベースとなったのでは・・と思いました。 ※息子が読んでくれれば・・と、思いますが、まず無理ですね・・残念ですが
17 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
主観が多い、多すぎる,
By ハヤシ "ジョン万次郎" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ-米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実 (単行本)
「日本の文化は相変わらず封建的・・」(40p)「日本には表現の自由など存在しなかった」(44p)などのアメリカ人史観、あるいは東京裁判史観ともでもいうべき戦勝国史観に基づいて書かれた米軍主人公の”戦争読み物”として読むには面白いかもしれない。神風特攻隊をリアルに描いたノンフィクションを期待してはがっかりします。特攻隊の攻撃が原爆投下の決断をもたらしたかのような主観結論(626p)には、これが事実ならこれを推論で書いてはノンフィクションではないと呆れます。ノンフィクションでは禁物の史観主観による意見や典拠を示さない描写が多いのが残念です。ノンフィクションとしてはランクは低いが、米軍活躍の読み物の価値はあるとはいえるかもしれないね。
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