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【プロ野球】

林昌勇 ヤクルト残留決定 3年総額14億円

2010年11月29日 紙面から

 ヤクルトは28日、林昌勇投手(34)の残留を発表した。年俸は今季の1億4400万円から2億1600万円増となる3億6000万円の2年契約で、3年目は両者が合意した場合に延長できるオプション契約となる。再契約金やCSや日本シリーズ進出による出来高などを含むと、3年で総額14億2000万円に達する。年俸3億6000万円は、02年のペタジーニの4億5000万円に次ぐチーム史上2番目となった。

 交渉は条件面が折り合わずに難航し、1カ月以上に及んだ。林昌勇は大リーグ挑戦への夢をあきらめきれず残留かメジャー挑戦で揺れたほか、国内他球団の移籍を視野に入れた時期もあったとみられる。2年契約を軸に議論し、一時暗礁に乗り上げたが、3年目を球団、林昌勇双方が望む場合のみ可能なオプション契約にすることで前進。27日にヤクルトの奥村編成部国際担当課長と朴代理人らが4時間半に及ぶ交渉。韓国から同日に再来日した林昌勇も短時間同席した。いったん持ち帰り、28日午前0時半に林昌勇が残留を決断、球団側に電話があったという。

 奥村課長は「気持ちも体力も選手としてのピークが続くと判断した。抑えは他の選手で補うのは難しい。本人が『ヤクルトが第一希望』と言ってくれたので粘り強く交渉した」と話した。

 朴代理人は「本人も私も大満足。本人も『愛着がありプレーしたい』と言っている。ここまで悩んだのは、全盛期にメジャー挑戦をしたいという気持ちからだったが(今は)断念することになる。ファンや球団、チームメートにこれ以上迷惑はかけられないということで(この時期の)決断になった」と独占交渉期限の30日を目前に決断した理由を話した。(金額は推定)

 

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