内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が、新たに25万点にも及ぶ外交文書などをサイト上に公開することにし、その一部をメディアに公開しました。アメリカと韓国が、北朝鮮の崩壊に備えて協議をしていたことも明らかになりました。
ニューヨーク・タイムズ紙に公開された文書の中には、「北朝鮮が内部崩壊し、南北が統一した際の対応について韓国と協議した」とソウル駐在のアメリカ大使が2月、ワシントンに伝えたとされる文書も含まれています。具体的には、統一後の朝鮮半島がアメリカと同盟関係になった場合、中国が持つ懸念に対しては、経済的な側面で対応すれば良いと韓国政府は考えているとしています。ホワイトハウスは、外交政策に甚大な影響を及ぼす可能性があるなどと強く非難しています。