2010年11月28日 19時7分 更新:11月28日 20時13分
民主党の鳩山由紀夫前首相は28日、茨城県取手市で開かれた党会合で講演し、27日に行われた鳩山氏と菅直人首相との会談で、首相が「(内閣支持率が)1%になっても辞めない」と語ったと報じられたことについて「首相が言ったのではなく、(首相の)友達が1%になっても辞めないでくれと激励した。間違って報道されている」と述べた。
一方で「1%」発言には政権内でも波紋が広がっており、福山哲郎官房副長官は28日、東京都内で記者団に「そういう思いで実績を積み重ねて、国民の信頼を得られるよう頑張るという意思の表れだ。数字自身に意味があるのではない」と語った。【大久保陽一、吉永康朗】