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トッ プページ > ギャラリーインデックス > 巨乳・野外露出ギャラリー  > 御女子(おめこ)祭り



 御女子(おめこ)祭りは年に一度、黒田村で行われる豊作祈願のお祭りである。内容が一風変わっており、村の女たちが裸で踊る「おめこ踊り」が最大の見せ 場である。
 「おめこ踊り」は、村に古くから伝わる豊作祈願の踊りだが、一説には安産祈願のため氏神である女神に捧げた踊りであったとされ、女神が豊穣神でもあるこ とから、後々になり混同したものとも言われている。

 すでに数百年の歴史があると言われているが、現在の姿になったのは百年ほど前である。さらに二十年前からは「おめこ踊りコンテスト」を開催し、優勝者に は賞金が出ている。その為か出場者も年々増え、今では三十組を超える参加がある。

 おめこ踊りコンテストでは出場者の増加から、二年前より、シングル、ペアの二部門制を採用している。シングルでは動きの軽快さや華やかさが見られるが、 ペアでは二人の息が合うかどうかも大きなポイントとなっている。

 おめこ踊りの衣装は、基本的に全裸に足袋、股間部分に穴の開いた前掛けだけであるため、度々卑猥すぎると中止の声も上がったが、そのたびに参加者たちか ら中止反対の活動が起こり、一度も取りやめになった年はない。

 動きの基本は、【足を肩幅より少し大きく開き、腰を軽く落としながら股間を前に突き出す】、【つま先をやや外側に向けながら、前後にステップを踏む】、 【両手は頭の上で、手首を使いながら手のひらを扇ぐように動かす】だが、これらの基本を取り入れれば、多少の創作も許されているため、参加者はオリジナル おめこ踊りの研究に余念がない。
御女子(おめこ)祭り
 今年の「御女子祭り」は、近年にない盛り上がりを見せた。
 テレビで特集が組まれるなど知名度がアップしたのが原因で、祭りには内外から多くの見物客が訪れ、村は大賑わいとなった。

 そして祭り最大の見せ場「おめこ踊り」では、会場に入りきれない客のため野外テレビまで用意するほどの盛況ぶりで、出場者もコンテスト史上最高の四十組 が参加した。参加者たちの踊りのレベルも総じて高く、採点は難しいものとなった。

 その厳しい戦いのなか、初出場ながら優勝を手にしたのが、「行田園枝・八重子ペア」だった。二人は今回のコンテスト唯一の親子ペアで、見事な足さばきと 腰の動き、柔らかい手首の使い方など、ほぼ完璧な演技であった。
 しかも唯一、腋毛と陰毛が未処理であったため、いわく「先祖代々の剛毛」が強烈な印象を与えた。さらに、大半の出場者がテンポのいい音楽を選ぶなか、伝 統的な笛と太鼓の伴奏を選択したことも大きかった。

 娘の八重子さんはシングルでも初優勝し、母親の園枝さんも三位入賞と親子で快挙を成し遂げた。八重子さんは、「これからもおめこ踊りを続けてゆきたい。 村おこしの助けになれば」と、笑顔を見せていた。









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