米韓、南北統一後を協議 ウィキリークス文書報道【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が入手したとする秘密外交文書の内容を報道した。文書は米国の在外公館と国務省と間の公電約25万通としている。 それによると、米国と韓国は北朝鮮の内部崩壊に備え南北統一後の展望を協議。今年2月にソウルの米大使館から国務省に伝えられた公電の内容として、統一国家が米国と同盟関係になることで中国が持つ懸念に対し、韓国側は(中国側に有利な)経済的な方策を用いて不安を緩和することを考えていると明らかにした。 大半は最近3年間の文書。パキスタンの核問題をめぐる駆け引きや、アフガニスタン政府の汚職疑惑、中国での米インターネット検索大手グーグルへのハッキング工作などについて記されたものもある。 【共同通信】
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