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【政治】

和歌山県知事に仁坂氏再選 民主、大型選挙で3連敗

2010年11月29日 00時13分

 和歌山県知事選で再選を果たし喜ぶ仁坂吉伸氏=28日夜、和歌山市

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 任期満了に伴う和歌山県知事選は28日投票、即日開票の結果、無所属現職の仁坂吉伸氏(60)=自民推薦=が、いずれも無所属新人の元県議藤本真利子氏(56)=民主、国民新推薦、JR西日本シニア社員洞佳和氏(62)=共産推薦=の2人を破り、再選を果たした。得票率が70%を超える圧勝だった。投票率は43・37%で過去最低だった前回を8・16ポイント上回った。

 7月の参院選後の大型選挙では、衆院北海道5区補欠選挙、福岡市長選に続いて民主党公認、推薦の候補が3連敗。自主投票とした沖縄県知事選の“不戦敗”も含めて、政府、与党は一層窮地に追い込まれそうだ。

 仁坂氏は県議会で圧倒的多数を占める自民党県議団の支援のほか、公明党県本部の支持も受けて組織戦を展開。財政再建などの実績を訴え、県内全域に浸透した。

 当選を決めた仁坂氏は和歌山市の事務所で「これまでの県政が評価された。働く場を増やすため企業誘致や産業振興を進めてきたが主役は県民だ。皆さんと一緒にまた4年間頑張っていきたい」と抱負を述べた。

(共同)
 

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