2010年11月28日 17時55分

「低支持率政権、プラスにならぬ」=首相の「1%発言」批判―民主・原口氏

 原口一博前総務相は28日、テレビ朝日の番組で、菅直人首相が前日の鳩山由紀夫前首相との懇談で「(支持率が)1%になっても辞めない」と語ったことについて、「信頼を国民から得られなければ改革は進まない」と疑問を呈した。原口氏はこの後、記者団に「支持のない政権は国民や国益にプラスにならない」と述べた。

 一方、首相は28日、自身に近い民主党議員が電話で「これは重い話になる」と発言に注意するよう助言したのに対し、「大したことはない」と語った。

 福山哲郎官房副長官は同日、首相の発言について「これから支持率を上げ、国民に信用いただけるよう頑張るという例えだと思う。数字自身に意味があるのではない」と説明した。