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宜野湾市長選 市勢発展へ決意熱く2010年11月28日 
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(左)「伊波市政の継承」を掲げ、普天間飛行場のグアム移転を訴える安里猛氏の打ち上げ式=27日、宜野湾市普天間
(右)市民税の引き下げや中学校3年生までの医療費無料化などを掲げ、市政の変革を訴える安次富修氏の打ち上げ式=27日、宜野湾市長田

 【宜野湾】宜野湾市長選挙は、一騎打ちで激しい選挙戦が繰り広げられた。共に新人で前副市長の安里猛氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=と元自民党衆院議員の安次富修氏(54)=無所属、自民、公明推薦=の両陣営は27日、打ち上げ式で最後の訴えをした。
<安里陣営>「市民が主役」を実現
 安里候補 宜野湾市と沖縄県が基地のない平和な島に向かって歴史的な戦いをしていると感じている。市民が主役の宜野湾市をつくるために頑張っていきたい。普天間問題を県内移設ではなく解決してほしいという市民の願いが選挙戦を大きく盛り上げた。伊波洋一知事候補と共にグアム移転協定によって県内移設ではなく、海兵隊をグアムへ撤退させる取り組みを行政の場から訴えていきたい。
 新垣清涼選対本部長 今度こそ市民、県民の思いを日米両政府にしっかり示そう。油断することなく伊波洋一さん、安里猛さんの勝利を確実にしていこう。
 渡嘉敷喜代子社民党県連副委員長 知事選と市長選をダブルで勝利することによって歴史を変えていこう。何としてもこの選挙を勝ち抜いていこう。
 嘉陽宗儀共産党県議団長 新たな基地建設は許さないというのが県民の総意だ。伊波知事、安里市長を誕生させるのが日米両政府に対する回答だ。
 【基本政策】「市民が主役の市政」を掲げ、「平和と緑豊かな未来にはばたく宜野湾市づくり」を実現していく。(1)30人学級の増設、拡大(2)特別養護老人ホームの増設(3)予防接種の無料化(4)認可外保育園への支援と、認可園の増設(5)近隣市町村と連携した葬祭場の建設―など46項目を進める。米軍普天間飛行場については県内移設に反対し、「グアムへの移転」を求めていく。

<安次富陣営>流れ変え元気な市に
 安次富候補 宜野湾市は今、市長も副市長もいない無責任な市政が続く異常事態だ。市政の流れを変えよう。必ず市の活力を取り戻し、元気な市をつくる。子どもからお年寄りまで宜野湾市に住んで良かったと思える街づくりを進める。県との協調関係の中で国から予算を獲得して市民生活の向上を図る。沖縄一、日本一の市を目指す。全力で市のために働く。わたしに市長として仕事をさせてほしい。
 佐喜真淳選対本部長 安次富候補への波が押し寄せ、あと一歩頑張れば当選という勝利をつかむことができる。投票箱が閉まるまで奮闘をお願いしたい。
 金城勉公明党県本幹事長 最後までお互いが団結して安次富新市長を誕生させよう。安次富候補は普天間飛行場問題を解決させるのに最も適任な人物だ。
 中川京貴自民党県連幹事長代理 伊波市政の7年間で市民生活は良くなったのか。市民生活向上に向け、安次富氏が責任を持って仲井真知事とともに頑張る。
 【基本政策】活力ある豊かで住みよいまち、平和で潤いあるまちを目指して、市民に開かれた行政運営を推進する。(1)普天間飛行場の1日も早い危険性除去と県外移設を求める(2)市民税10%、水道料金の引き下げ(3)中学3年生までの医療費無料(4)商工会への補助金増額(5)自治会への100万円補助(6)雇用・企業誘致対策室設置による雇用創出―などを重点施策として進める。


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