内海ダム 反対派の土地を香川県が収用
11/24
17:13 |
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香川県小豆島町の内海ダム再開発の問題です。県収用委員会の裁決により、反対派地権者の土地の権利が23日付で香川県に移りました。地権者らが抗議を続ける中、県は24日から一部の土地で立木の伐採などを始めました。県が収用したのは、ダムの再開発に反対する地権者の土地約0.5haです。24日は午前10時から県道の付け替えを行う2カ所で、工事の準備のための伐採や測量などを行いました。香川県と小豆島町では、現在の内海ダムをすっぽり覆う形で、貯水容量が約8倍の新しいダムを2013年度末までに建設する予定です。 県の収用委員会は今年7月、建設用地に土地や立木などを所有する40人に対して約3500万円の補償金で22日までに明け渡すよう裁決しました。計画に反対する住民グループでは、プレハブの「団結小屋」を設置し、地権者らが泊り込んで抗議活動を続けています。「団結小屋」は、新しいダムができると水没する場所にあるため、当面は工事に直接の影響を及ぼしません。香川県では、地権者側の代理人を通じて引き続き自主的な立ち退きを求める考えです。
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