名古屋・緑市民病院の指定管理者 候補に医療法人純正会
(2010年11月25日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】
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運営団体を再公募していた名古屋市立緑市民病院(緑区潮見が丘)の指定管理者選定委員会が24日開かれ、候補者に医療法人純正会(中川区荒子)を選んだ。来年2月の市議会で認められれば、2012年4月から運営を始める。
純正会は、名古屋西クリニック病院(中川区荒子)、東洋病院(港区正保町)、小牧第一病院(小牧市)など5医療機関を運営。介護老人保健施設などの介護サービスも手掛ける。
緑市民病院は300床だが、運営開始時には200床での稼働を目指す。分娩(ぶんべん)を除く産婦人科と内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻科、放射線科の10診療科で運営する。
市は病院事業の赤字脱却のため、同病院の指定管理者制への移行を計画。9月の選定委で運営団体を決定する予定だったが、応募していた医療法人が辞退し、決定できなかった。このため、医師の確保が難しい分娩医療を必須項目から外すなど、条件を緩和して再公募していた。(島崎諭生)
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