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2010年11月27日(土) 17:40 |
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岡山の2施設で同時脳死移植
岡山県内では初となる同時に2つの病院で実施された腎臓と肺の脳死移植手術は、27日未明までに無事終了し、患者の容体は安定しています。
臓器を提供したのは、広島県福山市の福山市民病院で法的脳死と判定された60代の男性です。 提供された臓器のうち片方の腎臓は、岡山市の国立病院機構岡山医療センターで50代の男性に移植されました。 岡山医療センターでの腎臓移植は、これまで生体や心停止からの提供で260例以上が行われましたが、脳死移植は初めてです。 また両方の肺は、岡山大学付属病院で30代の女性に移植されました。 女性は強い呼吸不全のため、2ヶ月前に脳死肺移植登録をしていました。 今回の臓器提供では、岡山の2つの病院で肺と腎臓の移植手術が行われましたが、岡山県内の2つの施設で同時に脳死移植が行われたのは初めてです。 2つの病院によりますと、脳死腎移植を受けた50代男性と脳死肺移植を受けた30代女性は、どちらも容態は安定しているということです。
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