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【鉄道特集】IC乗車券でマイレージ制 名古屋の地下鉄・バス、10年度から2008年11月14日 名古屋市は2010年度から市営地下鉄とバスに導入を決めているIC(集積回路)カード乗車券に、全国の主要鉄道会社で初めて、利用実績に応じて料金が還元されるマイレージ制を採用する。将来は電子マネーとして買い物もできるように検討する。 従来の磁気券「ユリカ」は発売を中止する。利用者は駅やバス停でカードを2000円程度(預かり金500円を含む)で購入。駅のチャージ機を利用して、カードにお金を蓄える仕組み。 マイレージは月単位で精算し、額に応じて利用額の10−13%がもらえる。例えば1カ月に5000円乗れば12%が還元され、600円が自動的に翌月にカードに蓄積される。平日の昼間や土日なら地下鉄で20%、バスなら30%がカードにたまる。 IC化に伴う総事業費は155億円。カードは名鉄と相互利用できるが、マイレージは名古屋市の独自制度。 ICカードは首都圏の「Suica(スイカ)」やJR東海の「TOICA(トイカ)」が先行。カードを定期入れに入れたままでも、かざすだけで改札を通過できる。非接触のため故障が少なく、改札機や料金箱のコスト削減効果もある。 PR情報
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