2010年9月30日 10時26分 更新:9月30日 10時32分
喫煙者の半数以上が10月からのたばこ値上げを機に禁煙に挑戦するとの調査結果を、製薬会社「ファイザー」(東京都渋谷区)がまとめた。ただし、禁煙に成功する自信がある人はその半数にとどまっている。
全国の喫煙者9400人(各都道府県の男女各100人)を対象に8~9月、インターネットでアンケートした。
「禁煙する」と答えた人は全体の53.3%で、禁煙の方法は、自分の意志のみ59.8%▽薬局で買える禁煙補助剤を使う11.9%--など。禁煙する人の割合が最も高いのは沖縄県の63.5%、最低は奈良県の45.0%だった。禁煙派全体で成功の自信がある人は52.5%にとどまった。
一方、禁煙しない人は、喫煙本数を減らして対処する32.2%▽イライラする22.7%▽何があっても禁煙しない14.4%--などを理由に挙げた。【福永方人】