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ファイナル絶望的…顔ひきつる真央「練習では悪くなかった」

女子SPの演技を終え、ぼうぜんとする7位になった浅田真央
女子SPの演技を終え、ぼうぜんとする7位になった浅田真央
Photo By 共同

 【フィギュア・フランス杯】前日までの笑顔がうそのように、リンクを引き揚げる浅田の顔は引きつっていた。今季自己最高と表示されたのは50・10点でまさかのSP7位。2度転倒した世界女王は「(理由は)分からない。練習では悪くなかった」と繰り返し、戸惑いを隠せなかった。

 まるで1カ月前の悪夢のNHK杯を見ているかのようだった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷でバランスを崩し、ひざをついた。3回転―2回転の2連続ジャンプは決めたが、不調の3回転フリップで再び転倒。ショックを引きずるように続くスピンは最低難度のレベル1と評価され、力なく演技を終えた。

 シニア国際大会で自己最低の8位と惨敗したNHK杯終了後は佐藤コーチの指導でジャンプ中心に滑り込み、ミスがない日もあるほどの進歩を見せていた。フランス入りしてからも好調を維持し、直前の公式練習までは3回転半などで安定したジャンプをアピールしたが、重圧がかかる本番は違った。

 首位と11・29点の大差。逆転優勝が最低条件のファイナル進出は絶望的となった。「なかなかうまくいかない。気持ちを本当に切り替えないといけない」。必死に前を向く20歳が完全復活するまでに時間がかかりそうだ。 (共同)

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年11月27日 08:36 ]

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