朝鮮学校3校の申請を受理 高校無償化で文科省北朝鮮による韓国砲撃を受けて高校無償化の適用をめぐる審査手続きが停止した朝鮮学校について、高木義明文部科学相は26日の閣議後会見で、愛知、京都、広島の3府県にある朝鮮学校3校から適用を求める申請があり、受理したことを明らかにした。 朝鮮学校側は、国内の全10校が30日の申請期限までに手続きを済ませると表明しており、残る7校も申請する見通し。 高木文科相は、これまで適用の可否に外交上の配慮を絡ませないと説明してきたことについて「教育的見地から判断することに変わりはないが、今回は平和を揺るがす特別な事態」と強調。審査手続きの再開は「事態の推移を見て菅直人首相と相談し、わたしの判断でやることになる」と述べたが、時期に関する明言は避けた。 朝鮮学校側は、使用している教科書で拉致問題などの記述を修正することに前向きとされるが、高木文科相は「事実ならば望ましい」と評価。日本の政治・経済の教科書を活用するようあらためて求めた。 【共同通信】
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