わらう、わらわぅ〜その1〜(血のバレンタインデー/もか編)
[あらすじ]
・病気レベルのお花畑女の子「わらわぅ」
気の毒なことに「わらわぅ」が昔から目をつけていた
おめめくりくり少年「もか」はバレンタインの日に喫茶店に呼び出され・・
そのから地獄へと叩き落とされることになる・・・可能性がある。
[登場人物]
・わらわぅ=にゃむにゃむ
※タオルケット6に登場する女の子
病気ちゃんは女の子みたいな「もか」に溺愛中。
・もか=こふぃ
※タオルケット4に登場する男の子
なぜか「わらわぅ」に喫茶店に呼び出される
[喫茶店にて]
わらわぅ「やだっ♪もかさん!こっちよこっち♪
ほら♪恥ずかしがっちゃ駄目よ♪
ほら!!おい!!!!こっちみろよ!?
みんなが見てる前でふっとばされてぇか??」
もか「あ、あの!わらわぅさん・・ご機嫌よう・・・」
わらわぅ「さぁさぁ、座ってほら♪私の隣♪
ほら!座れよ!?隣だよ!?
てめぇ常識ねぇのか???
ほら!!!」
大人しく座る「もか」。
彼は思った・・このままでは危険な気がする。
もか「そ・・それでボクになんのようですか?」
わらわぅ「えへへ♪もぅ!!!
今日はバレンタインで2人きりなのに!!
しらないフリしてもぅ!!!そういうの好き!!!!」
そして、「わらわぅ」は笑いながら「やだ♪もぅ」といいながら
「もか」の顔面をグーで殴った。
床に手をつける「もか」・・・店内がシーンとなる。
ここは下手にしちゃ駄目だ。
気をとりなしてイスにすわる「もか」
もか「そ、そうですね。知らないフリするのもおかしいですね
はい、検討はついてます、すいません」
わらわぅ「・・・は?お前さ・・そこは知らないを貫けよ?
え?ちょっとまって?お前なに?
童貞にしてもちょっと知識なさすぎだろ?」
わらわぅ「ほら。知らないフリしろよ?
やり直し。
私の想像と違った演技したら
私がいいっていうまで繰り返しさせっから。」
もか「は・・はい。」
もか「えっと・・・そのボクには良くわかりません・・
あ・・あのボク女の子に呼ばれるの・・その
・・・生まれて初めてなので・・」
にんまりする「わらわぅ」
わらわぅ「や・・やだ♪私にそんなこと言わせるの・・ポっ♪
今日は・・そのバレンタインだから・・・
あなたに特製のチョコ作ってきたの・・・♪」
わらわぅ「ほら、もらって♪そう、ありがと♪
ねぇ・・食えよ?なにかばんにしまってんだ?
お前さ・・知能低いだろ?普通はな
ここでおいしそうに食べるんだよ?
私の前で一心不乱にたべて、私をどきどきさせんの?
ケツにチョコぶちこんで外ほっぽるか?」
もか「ばくばくばく・・」
!?なんだ!!!
このマズさは・・・チョコじゃねぇ・・・
チョコの概念を抜けてる・・!?
わらわぅ「や・・やだ♪そんなおいしそうにたべて・・・
・・ほら!!もっとおいしそうに!!!!!!
食事に集中して、こっちをおろそかにするな!!!
女6チョコ4の比率で私にこびろ!!!」
もか「お・・おおおいしかったよ。」
わらわぅ「そりゃ当然だろ?当たり前の質問うぜーー♪
もっとねーの?なぁなぁなぁ?糞もか?」
もか「え・・えっとその・・どんなもの入れて作ったの?
わ・・わらわぅさんみたいなかわいい子がチョコつくる姿を
ちょっと教えてほしいな・・・なんつって?」
わらわぅ「まぁ♪そんなにおいしかった?
それに、かわいいだなんて・・・ポ♪」
わらわぅは楽しそうにレシピを話す
わらわぅ「あのね、まず材料はチョコ♪てへ♪
そんで、隠し味に私の唾液たっくさん入れたの♪」
もか「!?」
わらわぅ「私の汗とか、おしっことか♪いっしょにいれて・・
でね、あなたの写真を隣において・・♪
どきどきしながら作ったの♪」
わらわぅはそういうと「きゃぁぁぁ♪」といいながら
手で顔を覆いつくした。
奴の視界がさえぎられた・・い、いましかない!!!
もか「そ、そんじゃ!!ばいばい!」
脱兎のごとく走り出す「もか」
こんな奴に関わってたらやばい!!!!
先ほどから静まり返っていた店内
2人の会話を聞き・・うごくにうごけない空気に・・
そして、なにより・・・
わらわぅ「うふふ♪もかさんったら♪
女の子に恥をかかせちゃって♪もぅ!!」
この女の「狂気」で・・・うごけねぇんだ・・・
[次回]
・虐殺の「女神」とこ「わらわぅ」の復讐がはじまる・・・
「もか」は知らない・・どちらにしろ「好かれた」時点で終わりなのを・・