菅首相、鳩山前首相と会談 「内閣支持率が1%になっても辞めない」と政権維持への決意示す
仙谷官房長官と馬淵国土交通相の問責決議可決を受け、菅首相は27日、民主党の鳩山前首相と会談し、「内閣支持率が1%になっても辞めない」と述べ、政権維持への決意を示した。
会談は、菅首相が呼びかけたもので、仙谷長官らの問責可決を受け、今後の政権運営などについて意見が交わされた。
この中で菅首相は、下落に歯止めがかからない内閣支持率について、「1%になっても辞めない」と強調。
鳩山氏は、「挙党態勢を構築する必要がある」との考えを示した。
菅首相は仙谷長官らを続投させる考えで、民主・渡辺選挙対策委員長も27日朝、「辞任する必要はない」との認識を示した。
民主・渡辺選挙対策委員長は、「この危機的な事態の中で、わたしは国の行政機関の人間が軽々に代わるべきではないと。ですから、職責を全うして続投していただくと。それは当然のことだと思います」と述べた。
これに対し、自民・山本参議院政審会長は、「仙谷長官らが辞任しない限り、国会審議に応じられない」との考えを示した。
自民・山本参院政審会長は、「仙谷さんには辞めてもらう。馬淵さんにもちゃんと辞めてもらうと。それがない限り、そんなに簡単に審議に応じることはできないと思います」と述べた。
また公明・高木幹事長代理も、「けじめをつけることができない限りは、先に進まないのではないか」と強調した。
(11/27 18:34)