広島県の山中で、島根県立大学1年の平岡都さん(19)=香川県坂出市出身=の遺体が見つかった事件で、父親の旦(あきら)さん(40)と母親の美由紀さん(39)が14日、香川県警を通じて、「最愛の娘を失ったショックで、今も気持ちの整理がつかない」とコメントを発表。通夜・告別式を控え「静かに見送りたい」と報道各社に取材への配慮を求めた。
コメントは、2人の連名でA4用紙にボールペンで直筆。全文は以下の通り。
このたびは、大変ご心配をおかけしています。私たちは、突然、最愛の娘を失ったショックで、今も気持ちの整理がつかない状態にあります。
マスコミの皆様には、これまで近所の方や家族、親族への取材について、ご考慮いただき感謝いたしております。
通夜、告別式を控えておりますが、都を静かに見送りたいと思っておりますので、私たちの気持ちをお酌みいただき、引き続き、近所の方や関係者の皆様をはじめ、私たち家族や親族への取材や報道にご配慮していただきますよう、重ねてお願いいたします。