臥竜山山中の遺体捜索打ち切り 島根の女子大生遺棄事件広島県北広島町の臥竜山で島根県立大1年平岡都さん(19)=同県浜田市=の遺体の一部が見つかった事件で、両県警の合同捜査本部は27日、延べ3400人を投入して実施してきた山中での遺体捜索を打ち切った。 捜査本部は「必要な範囲は捜索した。捜査に進展があれば再開を検討する」としている。今後は周辺道路の捜索を続け、遺留品の発見を目指す。 13日から中部、近畿、中国の管区機動隊から派遣を受け、大規模な捜索を実施。いったん打ち切る予定だった19日につめが見つかり、態勢を増強して捜索を続けたが、新たな発見はなかった。 捜査本部によると、6日に山頂付近で頭部が発見され、周辺の捜索を開始。近くで胴体や血液が付いた袋の一部、山頂付近につながる林道周辺ではつめのほか、左脚の骨、左足首から先の部分が見つかっている。 【共同通信】
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