遺留品の袋に電話会社のマーク 島根の女子大生遺棄広島県北広島町の臥竜山で島根県立大1年平岡都さん(19)=島根県浜田市=の遺体が見つかった事件で、遺体に付着していた袋の一部に印刷されていたのは、電話会社関連のマークだったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。 袋は熱で変形していたが、印刷された部分を分析した結果、判明した。両県警の合同捜査本部は、遺体を運ぶために使った犯人の遺留品とみて捜査。電話帳の配布や回収用の袋と似ており、詳しい用途を調べて流通ルートの解明を進める。 捜査関係者によると、袋の一部は11月8日に臥竜山山頂付近で見つかった胴体部分に付着していた。近くでは平岡さんの血が付着した袋の持ち手とみられる部分が発見された。いずれも半透明で、熱のために変形していた。 捜査本部は浜田市周辺のコンビニやスーパー、商店を回り、使われている袋を調べる一方で、印刷された部分を詳しく分析していた。 【共同通信】
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