両親「実感なく、悲しみ深い」 女子大生遺棄事件広島県の臥竜山で島根県浜田市の同県立大1年平岡都さん=当時(19)=の遺体が見つかった事件で、行方不明から3カ月になるのを前に、平岡さんの両親が25日、島根県警などを通じて「今でも信じられず実感がなく、まだまだ都を失った悲しみが深い」とのコメントを出した。 「全国の方から温かい励ましをいただいたことにお礼を申し上げます」とし、平岡さんが好きだったという「逃げるのはずるくない。ずるいのは逃げ続けることだ」との言葉を紹介。「この言葉を胸に頑張っていた娘の姿が浮かんできます」と現在の心情を寄せた。 一方、島根県警の雪野博刑事部長は「捜査は大変重要な時期に差しかかっている。二度と悲惨な事件を起こさせない決意のもと、総力を挙げて捜査を続ける」とのコメントを発表した。 平岡さんは昨年10月26日、アルバイト先の飲食店を出てから行方が分からなくなった。 【共同通信】
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