被害者の靴と特定できず 島根の女子大生遺棄事件島根県浜田市の同県立大1年平岡都さん=当時(19)=の遺体が広島県の山中で見つかった事件で、両県警の合同捜査本部は24日、昨年11月下旬に大学近くで見つかった靴は、平岡さんのものと特定できなかったことを明らかにした。 しかし寮に靴の箱が残っていたことや、同じものが島根県内で数足しか販売されていないことから、捜査本部は見つかったのは平岡さんの靴とみている。 捜査本部によると、警察庁科学警察研究所に送り、DNA型鑑定を依頼したが、試料を採取できなかった。 靴は左足用のひものない黒いスニーカー。昨年11月30日、平岡さんのアルバイト先から寮への帰宅経路近くを通り掛かった捜査員が見つけた。平岡さんとサイズが同じで、行方不明になった昨年10月26日に履いていた靴と同タイプだった。 【共同通信】
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