公的懸賞金、異例の前倒し適用 島根の女子大生遺棄事件島根県浜田市の同県立大1年平岡都さん=当時(19)=の遺体が広島県の臥竜山で見つかった事件で、警察庁は容疑者逮捕につながる情報の提供者に最高で300万円の公的懸賞金を出すことを決めた。26日付の官報に掲載、同日から1年間情報を受け付ける。 平岡さんが行方不明となってから26日で4カ月。懸賞金は通例、事件発生から半年以上経過した未解決重大事件が対象で、前倒ししての適用は異例。警察庁は、事件が極めて重大で住民の不安も強いことから早期解決のため前倒しを決めた。 過去に半年未満で適用されたのは、2008年3月に山口県下関市で起きた男性殺人と、市橋達也被告(31)が逮捕された千葉県の英国人女性殺害の2事件だけという。 【共同通信】
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